右の眼窩

薄暗くて狭いところ

日記 2019年10月17日

「キモいアニオタの血なんて輸血されたくない」みたいなことが書かれたスクショが流れていったのでちょっと笑った。差別、無くそうと思って無くなるもんじゃないよね。言論も思考も自由だしね。「キモいアニオタの血なんて輸血されたくない」と「カラードの血なんて輸血されたくない」の間にどんな差異があるのかはわかんないけど。逆に「じゃあどんな血なら輸血されたい?」って訊いてみたい関わりたくはない。差別もバラエティが豊かになったというか、多様性の時代ですね。
 血の話がよくTLに流れてくる日だった。献血血液クレンジングきっちり管理されたオタクの血より血液クレンジングの方がよっぽど汚いと思うんだけど、人の感覚というのは実際の衛生にあまり関わりがないっぽい。肉体の外で酸化させた血を血管に戻す、クレイジー活性酸素がどうとか抗酸化作用が云々って流行ったのいつだっけね?(酸化と酸素が結びついていない可能性も無いではない)(と思ったら血液クレンジング自体が抗酸化作用を謳っていた、正気か?)
 そのうち血管に海水を注入する何かが流行ったりしそう。自然由来のミネラルを点滴でと書くとなんかほら健康効果ありそうじゃない?(無い)
 美人有名人の血を買ってセルフ輸血てきなものはもうありそうだなっていうか何かで見た気がするな? と思って世にも奇妙な物語データベースみたいなのを漁ってましたが見つからず。週刊ストーリーランドか? アウターゾーンか? なんかそんなんがうっすら脳裏に引っかかってるんだけど何だろうな。まさか現実じゃないだろうな……
 まあでもそのうち人工血液とか造れるようになって献血も不要になるんでしょうからそれまではキモオタの血でも我慢してくださいなって感じ。ジンベエくらいまで意地張れるならそれもそれでかまわないけど(婉曲表現)。
 私は献血に行くと断られるので(頭にメスが入ったことあるとだめっぽい)、目の前で人が大怪我して「A型の方はいらっしゃいませんか!」「私の血を使ってください!」みたいな事件でも発生しない限り提供元にはなりそうにない。