右の眼窩

薄暗くて狭いところ

エイプリルフール続行のお知らせと、最近の日記

心臓が持たない。

 

ここ数日で急に拙作「ポリ☆スト」のPVが一万くらい爆伸びして奇声を上げながら原因を探ったらニコニコ動画の動画の上にあるニュースのバー(伝われ)にリンクが貼られていたようで、ありがたいやら肝が冷えるやら。あれ特に連絡とか来ないのね?

前回の日記に「一ヶ月まるまるエイプリルフールをやられた」と書いたのですけど五月になっても死なないどころか(何かを使い切って死ぬのではないかと本気で思っていた)まだ確変が続いていてなおのこと交通事故とかに気をつけて暮らしていく日々が続きそうです。このままうっかり書籍化とかされないかな。書籍化できる文量に達してるのゴリラだけだけど。

 

 二次相互さん(相互さんの相互さん)に「ゴリラ小説の人」と呼ばれているらしいのは観測していましたが、どうやらGWの文学フリマ東京でも私の別垢こと和伊啓太のところに「ゴリラ小説の人って来てますか?」って問い合わせがあったらしく、どんだけゴリラ小説の人として認識されてんだ。ありがとうございます。すみませんGWはただただゴリラを書き猫を嗅いでいました。
 二次相互さんに相互さん越しで認識されることはままあって、「○○さん方向の人」みたいな呼び方をされることはちょくちょくあるんですけど、まさかゴリラ小説の人になるとは思わなんだ。別に先駆けでもなんでもないんだけど。でもそろそろ字数で言えばちょっとだけ抜きん出たかなあと思ったらまだ上がいた。ちくせう。書くぞ。

 

 ゴリラと行く異世界魔王討伐の方で当座の目標だった十万字は突破したんですが、本当は一部だけで行きたかったな。ひとかたまりで十万文字、かなり難しい。風呂敷がそこまで広がらない。知識が足りないのかあるいは解像度が足りないのか。自分で読み返してもなんか駆け足な感じあるな〜って気はするんですけどでもテンポ崩したくないよな〜みたいな気もして、テンポ保ったまま解像度を上げるのって実はかなり難しいのでは?←今ここ
 異世界魔王討伐の第二部が終わったら別作品でまた十万字チャレンジをやるつもりです。今度はキャラクターをもりもり増やすことで十万字に挑みます。とはいえ私は他人の見分けがあんまりついていないのでキャラクター類型の分化が割と難しい。全キャラきっちり立てられるように頑張ります。
 私自身どうもぽやっとした人間なので、他人の見分けはつかない(≒キャラクターが増えない)道は覚えられない(≒作中のマップが作れない)など結構ダイレクトに影響が出ます。距離感も方向感覚も無いんだよな……。

 先週はわりと仕事が暇だったのでねりねりねりねりと小説のプロットを練っていたんですけどすでに混乱気味。風呂敷を広げたくて設定を作り込んでみたはいいんだけどこのまま書いても設定資料集みたいなことになりそうでそれって小説じゃないよねみたいな。小説ってわからない。試作として一回書いてみてしばらく寝かせて第二版をやるのが正解なのかもしれない。っていうかそもそもこれが第二版なのだけどね……前回イギリスを舞台に設定してみたら英国法の情報が思ったより漁りにくくてしかも警官が鉄砲持ってないっぽくてええー鉄砲書きたい〜〜〜〜〜みたいなことになってエタったのだけど。勢いで書き始めて頓挫した代物。いやリアリティとか面白みに寄与しないものは無視していきたいんですけどじゃあイギリスって明言しちゃったところから失敗だよねみたいな。おとなしく架空都市にでもしておけばよかったのだ。
 話全体の面白さ(≒設定の面白さ)と話自体の面白さ(≒文章、展開の面白さ)って必ずしも比例しないというかふつうに実力次第みたいな話なので見て見てこんな面白い設定作ったの〜じゃまあつまんない小説になるだろうなってのは予測としてあって、いかにその設定を活かすか、活きない部分をどんだけ勢い良く捨てられるかが肝になりそうなんですよね。素材だけ手当たり次第で揃えたって全部ぶち込んだらもうカレー味にでもしないとまとまらないみたいなことになるわけで結局ゴリラをぶち込みかねないわけで。ゴリラに頼らずに書いていきたい。次回は。
 話全体は絶対おもしろいと思うんだけどっていうか1000%私の好みで作ったので私にとっては1000%面白いんだけどその設定をいかに小説の中で”””魅””"せていくかって結構頭の痛い問題で、設定に振り回されたら絶対ろくなことにならない。設定を見せるためのプロットなんか捨てた方がいい。たぶん。話自体の面白さに全振りしなきゃたぶん誰も読んでくれない。でも客観的な面白さとかたぶん考えるだけ無駄で、どうせわかんないし、だったら自分が面白いと思えるように書いて同士を探した方がいい。同人屋だしまあそこが原点ってことで。
 二万字くらいだとまあ本題喋ってカツカツなんで気にしなくていいんだけど十万字ってなると中弛みが怖い。十万文字常に面白い小説。頑張らなくては。